2019.03.23

No.027 天保9年創業の老舗で……を喰らう!

春の到来を告げるのに咲く花々。
瑠璃色の玄界灘との癒しの2重奏。
博多駅から所々で海を見ながら走ること1時間弱。

やってきました唐津市、
浜崎。
こんな感じの “the 駅”っていう感じの駅です。
ちょっと早めに着いたので、おさんぽ〜。

駅から歩くこと5分ぐらい。

なんと浜に出ます。
こんな感じ。糸島にもほど近い感じエリア。


1315に駅にて待ち合わせで、二人でタクシーに乗り込みまして、
いざ!目的にへ!

今回、ここにきたのは「川魚とツガニ料理で有名なハイパー老舗”飴源”さん。」にいくため。
(おそらくこのバーターがなかったら
生涯この駅・エリアにはこなかったかもしれない!)


飴源さんはなんと創業天保9年!
江戸時代から続く名店で、
玉島川の清流でとれる川魚・摘草料理をいただけます。

お店の外観の写真は撮らなかったので中だけ。
こんな感じ。さすが150年以上の歴史を誇る老舗中の老舗。
待機室からご飯をいただける部屋に通されまして。扉を開けるとこんな感じ。
すばらしいviewです!
箸袋にまで蟹!
そしてそして最初に出てきたのは今の時期の福岡?とかこのエリアでは名物?らしい白魚。

しかもこれですくって、
すき焼きみたいに溶き卵の入った器に入れて、



踊りぐい!!

え、まじですか?!

これそのままいくんですか?


めっちゃおよいでるけど?!

なんなら元気すぎて口から飛び出そうですけど?!


(内心…ぎぃやややぁぁぁぁ〜!)
鯉のお造り、
山菜や社長の菜園で採れたお野菜の数々。
唐津焼の器がいいですね。
やまめの焼き2種・・・
手前の洋館がハイパー美味!

いや、踊り喰いってすごく残酷…。


「でもまぁ、刺身だろうが焼きだろうが、結局は遅かれ早かれ胃ぶくろに入るわけだし…。」とかいうなんともよく分からない呪文を唱えながら、
恐る恐る口に投入。


・・・・プチ
・・・プチ

・・・


ぎぃぃぃやぁぁぁぁぁーー!

(て心の中で叫ぶ!)

でも実際のところ一匹行くと、
あとはもう慣れ。

そこまで血の味がするわけでもなく、
パクパク食べる。

ただどうしてもイキが良すぎて
お箸で掴みにくいので
(動いてるし、っていうかめっちゃ元気だし!)
そこまで量は食べられない!

「首のあたり掴むとスムーズに食べられますよ」
とバーター主のRさん。

さすが・・

慣れている人は違う!
参考になりやす!

関西風?蒸しておらず焼きのみ!
パリッパリのうなぎ。

香ばしくておいしい。

九州は甘い味が多いですが、
このタレもまた甘めで美味しかったです!
山菜やユキノシタの天ぷら。
さくふわ!

そしてそして、でてきましたよ、本命?
シグニチャーdishのこやつが!

カタカタカタ…。
どーーん!
二匹のduo!


このあとかに専用のスプーンと甲羅ラスマッシャーで
ガリガリにやられて完食されましたとさ!
しかも蟹飯にも入れられて…。爆

海の、磯の香りとはまた違う滋味が感じられて
繊細なテイストで、美味しかったです!

このあとはフルーツが出てきて締めだったのですが、なんともランチから贅沢なコースをいただいてしまいました。

今回は春先でしたから白魚とか蟹でしたが、また季節を変えればその季節ごとにmenuも変わるとか。
季節を変えて訪れればまたちがう川の味覚、
佐賀の美味しい地元の食材がいただけるとくれば、
立地こそ非常に行きづらい場所にありますが、世界を見渡せば名店ほど「ど田舎や山奥にあったりする」というもの。

めんどくさい、いきずらいところにある、
秘境だからこそ、わざわざ行く価値も出ようというものです。

また季節を変えて訪れてみたいと思います!