2019.07.05

No.095 時空を超越するアクセサリ “matsuyoi”

香川県出身ではないけれど、屋島エリアを気に入られて、そこにアトリエを構えて世界を相手にアクセサリをつくっている作家、原田さん。
そのデザイナーでもありプロデューサーでもある原田さんが主宰するブランドが、matsuyoi。
https://matsuyoi.jp/

デパート等の展示会の他、ピアニスト、フジコヘミングのステージ衣装装飾のコラボレーションをはじめ、多種多様な活躍をみせるmatsuyoiさん。

パリにヴィンテージのパーツを買い付けに行ったり、阿波藍染め屠蘇のパーツを組み合わせてみたり、大島紬とさりげなくミックスしたり。

いずれも”本物”の時代を超えても色褪せない素材・パーツ。
それら単体でも十分すぎるほどに美しいが、それらを彼女の感性で組み合わせ、まるで最初からそのように組み合わせるために作られたもののように成立しているアクセサリーや装飾品たち。

見せていただいたコサージュやアクセサリーたちは、オリジナリティに溢れ美しいのはもちろん、100年以上前のパリで作られた欧州のヴィンテージパーツと四国の地で作られた染物、そして京丹後の地でつくられたパーツが彼女のセンスで”当然そうなるべき”感じで、まるで設計図がどこかにありますか?と聞きたくなるほど、いい感じにミックスされているのが凄い!

ふつうそれだけ時代に差があれば”どこかにちょっとした段差、というか違和感ができてもおかしくない”のだが、matsuyoiさんのにはそれが全くないのだ。時空を超越しているアクセサリ。恐るべし!

まずはアトリエにてヒアリング(セッション前)
oshimaさんにとってもらった写真。
ヒアリング中〜
見方によって柄が変わるモアレがすごいtextile

ハイパーお高いらしいです。
こんな感じでケースの中にお宝がたくさん!
海外からのパーツを見せていただいているところ1
海外からのパーツを見せていただいているところ2
バイカラーなのにとても華やか。

メンズでもつけられる、
シックビューティー。
ご本人につけていただいているところ。
これが今回バーターとしていただいたコサージュ。

スーツとかにもつけやすい、
いい感じのサイズ感とシックブラックな美しさにやられました!

以下、あまりに素晴らしいので待宵さんのsiteから抜粋(勝手にすみません)私は男なのであまりに機会はないかもですが、
女性で表に出る仕事をされている方、パーティ等に参列される時、ドレス等につけるアイテムを探している方々は”コレッ!”っていうものが見つかるかもしれませんね!詳しくはサイトを一瞥くださいませ。

*ネタバレ。
今回は実は私にピッタリ合うものを!オーダーで”イメージに合う感じで”作っていただく流れだったのですが、色々と見させていただいていると、実は今ある在庫?の中にピッタリのものがありまして!
その場で箱に入れていただき、頂戴することができました。
急展開にびっくりでしたが、でもご縁とは本来そういうものなのだろうと思います。
「わざわざ作っていただける!」、
それはそれで素晴らしい経験かと思いますが、今回のように”行ったら、あった!”みたいなピンポンパン感もそれはそれでまた天の采配の妙を感る流れ。
ありがたく頂戴しました次第です。
原田さん、素敵すぎるご縁・コサージュをありがとうございました!

siteより

siteより。